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ボランティア~仕事の予定

【今日の話題その1】
現在ボイランティア要請が来ている仕事を紹介します。いずれも津波被災地域での作業です。
参加希望される方、ぜひボランティアセンターまでご連絡下さい。
☎022-252-8292
◎仙台市宮城野区岡田 Sさん宅の側溝の土留め作業               ⇒10人で1日
◎仙台市宮城野区白鳥 Sさん宅の津波で使用が出来なくなった家具の片づけ⇒5~6人で1日
◎仙台市若林区三本塚 Oさん宅の庭のガレキの片づけ

また、津波で助かった家財道具一式を保管してくれる場所を探している方がいます。
現在知り合いにあずかってもらってはいますが、そこも津波浸水地域。津波の恐怖から解放され
ていないこの方にとって、今の場所に荷物を置いておくのが苦痛になっています。
仙台近郊で「当面あずかってもいいよ」という方がいらっしゃったら上記の電話までご連絡ください。
分量は、6畳一間に収まるくらい。期間は新居が正式にきまるまでの1年~2年くらい。
宜しくおねがいします。

【今日の話題その2】
まえに津波伝承のことで浪分神社のことを掲載したおりに、次は「タコ」などと思わせぶりなことを書いたのですが、「あれはどうなった!」とお叱りを下さった方がいらっしゃいます。そこで津波伝承パート2として「蛸薬師神社」について。
仙台市太白区長町に「蛸(たこ)薬師神社」という一風変わった名前の神社があります。この神社が今回の記事の主人公。
よもやと思いネットで検索してみると、"蛸薬師"を冠する寺社仏閣が京都と東京にも。
京都は蛸薬師永福寺。僧侶の母親の病気をタコが治した伝説があり、それから蛸薬師を名乗る様になったとの伝承~鎌倉時代初期の話です。
東京は目黒区、蛸薬師成就院。意外や意外、こちらの方が古くて平安初期の話。唐の国から沢山の仏教の経典を持ちかえる途中の高僧の乗った船が難破しそうなのを薬師如来に助けられた。無事帰国した高僧が全国行脚の途中、蛸にのった薬師如来と再会~その像を祀って建てた寺が成就院とのこと。
さてもっともマイナーな、わが仙台・蛸薬師神社はというと、大洪水がこの地を襲い、水が引いたあと蛸がからみついた薬師如来像が流れついていたのを発見。それを祀って神社を建てたとの伝承。
「蛸薬師」なる変わった名前なのに由来がそれぞれなのは何とも面白いものですね。
この伝承は「浪分神社」同様、地域住民に口伝されてきたもの。「大洪水」が津波なのかどうかとの議論もあるようですが、海の生物も流されてきたというのですからその可能性は大。神社のあるところは海岸線から8~9キロもあるのですが、広瀬川と名取川に挟まれた土地。川をさかのぼった津波が想定以上の広範囲に被害を広げたのは、今回の石巻がそうでした。(今回、この長町界隈には津波はまったくきませんでした)
実際に神社に掲示してある縁起には京都の蛸薬師との関係が記されており(造営は鎌倉時代末期)、またこの「大洪水」には触れてはいません。けれど地域の方々がこの口伝を数百年にわたり綿々と語り継いできたのも事実。真偽のほどはともかくとして、先人が子孫のために津波メッセージを残したこと、それを次の世代に語り継いできた努力とあわせ、こういった伝承は大事すべきだと、つくづく思います。
byヒゲ達磨
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仙台市泉区・宮城野区・若林区を主な活動域にする、地区委員会のブログです。
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