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支援物資お届け会IN笹屋敷

4月8日、若林区笹屋敷で支援物資お届け会を開きます!
 避難所を離れ、在宅被災者の多い地域の巡回開催を始めて今年5回目の「支援物資お届け会」を、4月8日、若林区の笹屋敷でひらくことが決まりました。
 笹屋敷地域は津波で壊滅した深沼の海岸線から約1.5KM~避難していた方々が戻って住み始めている地域の中では、もっとも海岸線に近い集落の一つです。もちろん家々は少なくとも1階は津波にやられ、ヘドロに覆い尽くされました。在住の赤旗読者さんは2階の屋根に避難してようやく助かったとのこと。「流されてきた人を屋根に拾い上げて深沼の町全体が流されるのを一緒に見ていた。回りが海のまま1昼夜あかしたが、意識がもうろうとして気づいた時にはその人はいなくなっていた。無事ならいいが」と話して下さいました。この読者さんは、最終的にはヘリで救出されたそうです。
 現在、笹屋敷約140戸のうち約半数が、何とか家を修理して住み始めているとのことでした。
 地域の災害復興委員会の会長も兼ねる菊地柳秀町内会長に、この地域で開かせていただきたいことと、町内会集会所を会場として貸して欲しい相談に伺ったのですが、二つ返事でOKを下さいました。
 菊地会長さんはこの地域の農業のリーダー。高齢化などで作れなくなった方々の田んぼも引き受けて手広くやっている方です。その彼がいま準備しているのは「会社」組織。もうみんなで力を合わせなければ農業を続けられる状況ではないとおっしゃっていました。畑の再開も、ヘドロを取り除くことは当然のこととして単なる除塩だけではダメで、厚さ1Mほど土を掘り捨てて、秋保から買ってきた山土と入れ替えたそうです。大変な苦労と経済的負担をしながら農業を守ろうとする努力に頭が下がります。
 それぞれに懸命の努力をしている皆さんの力になれればと思います。ぜひ、多くの被災者のみなさんがお出で下さいますよう、ご案内申し上げます。
 また、このブログが目にとまった全国の皆さん、仙台でも支援物資はまだまだ必要です。生活と生業の再興に歯を食いしばって頑張っている方々が沢山います。ぜひ、物資の提供をお願いします。


 
『2012年第5回 支援物資お届け会』
会場:笹屋敷町内会館(仙台市若林区荒井字笹屋敷135湯殿山神社境内)
日時:4月8日(日) 午後1時~2時
主催:日本共産党仙台東 大震災救援復興センター ☎022-252-8292

●おコメ、日用雑貨はじめ、全国から共産党がお預かりした支援物資を、被災者のみなさんにお届けします。ご希望の品を持ちかえっていただく無料のバザーです。ぜひ、お越しください。


 
BY 大震災救援復興センター所長 長田 

 


 
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仙台市泉区・宮城野区・若林区を主な活動域にする、地区委員会のブログです。
タイトル写真は2012年若林区荒浜からの初日の出です。

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